2010年度NHK放送コンテスト 作品紹介


ラジオドラマ部門

☆ガチンコtalking!

〜あらすじ〜
 男性DJ2人組の絶妙コンビで人気のラジオ番組「ガチンコtalking!」。適当な電話番号に電話を掛け、電話の相手との会話で番組が成り立っているというちょっと不思議な番組である。ある日の生放送中、始めに掛けた電話番号に出たのはとあるおばあさん。そこから事件は始まって、番組至上初の衝撃的な展開が訪れる!!

―製作意図―
 (台本が不在のため近日中に更新致します。)

テレビドラマ部門

★Red or Alive (全国大会 製作奨励賞)

〜あらすじ〜
 三人の男子生徒は暗い表情を浮かべていた。彼らが握り締めている髪、それは赤点のテスト用紙であった。レッドゾーンという赤点地獄から脱出するため彼らは協力を誓い合う。そこに女子の赤点グループが登場。仲間意識を持った男子三人組は彼女らにも協力を仰ぐが、彼女達は赤点の中での「成績上位者」、彼らを見下しに来たのだ。 怒りを覚えた男子は彼女達に戦いを挑む。そんな様子を80点台である真の成績上位者の少女は傍らであざ笑っているのであった。
 男子グループは女子グループの授業中の勉強妨害を企む。シャーペン攻撃、椅子倒し攻撃、大声攻撃などを駆使し、妨害に成功した彼らだったが、同時に自分達の勉強をも結果的に妨害してしまう。
 作戦を変え、まじめに勉強に取り組み始める3人。ところが、一人が知恵熱で倒れてしまう。彼は「俺を置いて先に行け」と二人を送り出すが、「三人で勝つからこそ」と真の友情を示しあい、三人は更なる向上への活力と一体感を手にする。彼らは頑張った。その頑張りを見た女子グループも努力し始める。
 勉強の甲斐があり、見事に50点台を取ることができた6人。互いにその努力を認め合い、勝利の余韻に酔いしれる彼らだったが、真実が彼らを裏切る。真の「成績上位者」の持つ答案用紙には180点の文字が。そう、このテスト、実は200点満点であり、赤点の基準は60点以下。すなわち彼らはまた赤点を逃れられなかったのである。そんな彼らに教師からとどめの補習宣言が下されるのであった。

―製作意図―
 学生が恐れるもの、それは赤点という名の地の池地獄獄。生徒の断末魔が響くその地には底辺の争いが横行する。あるときは誰かを見下し、あるときは蹴落とそうと画策。極限の状態における人間の醜い本性、その先に光はあるのか。友人との協力、敵対組織との対立の中で赤点を取った学生が奮闘し成長していく姿を表現し、低い点数や赤点を取ったことがある人や高得点しか取ったことしかない人達からの共感、理解を得られるものをということで製作しました。


※あらすじ、製作意図は大会に提出した台本を基にして書いております。作品のインターネット上での公開は著作権等の関係上出来ませんが、個人的に見たいという風に連絡して下さった方がいた場合には検討いたします。

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